友人から、
「ライダーやるじゃん、観に行くの?」
と話題を振られた。
以前からホビーショップなどに付き合ってもらい、
フィギュアーツを漁っている所を見られていたので、
気になってるなら行くかね、という感じだった。
興味はなくもないのだが、
”ディケイド最終回”の印象があんまりにも良くなかったので、
「ん~ あんまり。行くのであれば付き合うけど~・・・」
とあやふやな回答をしたんだが、なぜか行く事になった。
(どうやら友人も多少なりと興味があったそうな)
劇場ではドラえもんと同じく、親子連れが多数。
でもちらほら成人男性もいたりした。
上映スケジュールも夕方まで設定されていたので、
”大きいお友達”も想定されていたんだろう。
そのお友達に3人の30代が追加されたわけだ。。
さて内容なんだけど・・・
話のベースは現在放送中のオーズ。
オーズは数回しか見てないのでなんとも言えないが、
怪人?を倒すとメダルがバラバラ出てそれを集めたりする設定で、
主人公の真面目で優しい家なし青年と、
ひょんなことで片手だけになった怪人アンクが、
力を合わせて仮面ライダーオーズとなって戦う、
というものらしい。
・・・説明してても何がゴールなのかよくわからないが。。
まあとにかく、今回の変身キーアイテムは「メダル」で、
特別なメダルがいくつかあり、
組み合わせによって特殊な力(カマキリ能力やバッタ能力などなど)
が身について敵を倒すというものだそうで。
そのオーズと以前から好評?のnew電王が絡んで過去のライダーとも
絡むというワケワカラン話なのだ。
電王の世界にある時間旅行出来るデンライナーに乗り、
過去に行くのだが、そこには仮面ライダー1号2号がいる、
という話になっていた。
ジョッカーがオーズのメダルを手にしたことで世界の歴史が変わり、
悪が蔓延る世界となってしまう。
それをオーズ、電王が徐々に取り戻す、というのが大筋だ。
最終的には全ライダーが揃うのだが、
もうすでにライダーとしての機能をなしてない。。
元々一人で戦うのが仮面ライダーなので、
20数人であれこれ戦ってもグダグダなのだ。
各ライダーにスポットを当てる時間もなく、
結局は大ボスをみんなで力を合わせて倒す、
という戦隊モノのような王道しか出来なくなるので
なんともまあ。。面白みがない。むしろツッコミどころが多い。。
一番萎えたのが、全ライダーでバイクに乗り、大ボスに突っ込むのだが、
空中で「40」の人文字ならぬバイク文字になるのだ。
・・・なんだねコレワ。
今のチビッコもこんなんじゃ引くぞ。
製作側の記念碑的に制作していて、
集客用にオーズと電王主体にやってるだけである。
東映もなんかダメだなあ。。
確かに収益稼いで制作費戻したいんだろうけど、
こんなん続けたら飽きられてもしょうがないと思う。
こんなのより「仮面ライダー the first」とか「next」のほうが
ライダーとしてのカッコよさは遥かに上だ。
今はそういう趣向よりギミックありのコメディチックな内容のほうがウケるのかなあ。
とにかくがっかりである。。
('A`)
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