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キネマ独男日記

映画の感想なんかをつれづれ。

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GANTZ PerfectAnswer

2部構成の完結編。原作とはかなり違った展開。。
今回の本筋はGANTZによりたえちゃんがターゲットになるところ。
そこから先は大分違います。

加藤?がバンパイアの首領になってて、
別の、違ったGANTZが動いているというのもあります。

過去の卒業生が復活、というのもあったけどGANTZ自体があやふやな存在になっている。
原作ではドイツの某企業によって量産されてたけど・・・
そこまでの話はなく終わってます。

フリーライターっぽい山田さんは映画オリジナルというのもあり、
だんだんズレが。。
微妙にカッコいいけど、話にはあまり関係ない。

話の主体になったのは、このGANTZに関わった人間が
いかに必死に生きようともがいたか。
なぜこのような状況に置かれたか。何をさせたいのか、というもの。

第1部と同様、理不尽な状況で人として戦っているGANTZメンバーは
原作に似た状況、行動をしているけど、道徳や倫理的なものが加わって
いるのでやはり原作とは違う。
最終的には製作側のヒューマニズムと、巧いこと完結させてみた、
というややナルシスト的な感情も見えてしまい、
「GANTZ」という名前の必要性がないと思える結末となっている。

ぽつぽつと話として成り立ってない設定もあるし、
どういう話にしたいのかよく分からない。
ただ、やりたい映像/演出に合わせて話を無理矢理こじつけた、
というものになっていた。

さらに、色々映画を見てる人には結末が

「あれ?あの映画と一緒じゃない?」

とも見えると思う。
むしろ「あの映画」のリメイクともとれるわけで・・・。

ジャニーズの二宮君がいるせいなのかどうか分からないが、
理不尽/無慈悲をとっぱらっては「GANTZ」じゃないのだ。
映像化するには問題があるならやるべきじゃない・・・。

ほんとにそう思う映画だ。
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[12/16 Rocco Bradford]
HN:
てぐら
性別:
男性
職業:
不安定業
趣味:
映画とネットと温泉
自己紹介:
テレビドラマから始まり、ビデオ屋通いを経て、映画館通い。貯金できない映画中毒者。
主に映画の話をあれこれと。
過去にはDC5インテグラも乗ってました。
('A`)まあ他にも色々興味あったりなかったりです。
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